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type1 グループレッスン ⇔ プライベートレッスン |
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大抵のスクールの場合、グループレッスンとプライベートレッスンを併用する場合が多い。ここではグループがレッスンのほとんどを占める場合と、プライベートに特化したケース分けを行う。 |
グループレッスン・タイプ | プライベートレッスン・タイプ |
ベルリッツ | 7アクト |
NOVA | ゴーガールズ |
イーオン | ハブコミュニケーション |
リンガフォン | |
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■英会話スクールにおいては、絶対的にグループレッスンが主流を占める。大手をはじめとする主要スクールは、プライベートレッスンのコース設定があるとしても全体から見たパーセンテージは低い。
逆にプライベートレッスンを行うスクールはグループを排除する傾向が強く、せいぜいセミプライベート止まりというケースが多い。 このことから、グループとプライベートは両立することが難しいという傾向が読み取れる。
■サービスを提示する場合に効果が高いのは、明らかにプライベートだ。消費者サイドから見れば、レッスンに対する上達度を測るときに、どう控えめに見てもプライベートが有利に映る。
しかし、では万事プライベートが人気なのかというとそういうわけではなく、誰かいてくれた方がいいと思う生徒や、とにかくカリキュラムをこなす方がいいという顧客はグループレッスンを選ぶ。
どちらにしても大勢はグループレッスンにあるのが現状だが、プライベートもこのところメキメキと力をつけてきている。 今後の時代の流れを見たときに、スクールの方向性をどちらに決定するのかが重要なキーポイントとなることは間違いがない。
■マネージメント面からサービスを見た場合は、明らかにグループに軍配を上げていい。理由は簡単で、同じ時間と場所を利用するのなら、1レッスンあたりの単価を引き上げた方がいいからだ。
しかも、1レッスン単価が引きあがれば、今度はその範囲内でディスカウントを行うことが可能となる。安易でむやみな値引きではなく、収支計算を行った上で競合他社との競争に打ち勝つために、値段でも勝負をかけて集客力を高めることが可能だ。
一方、7アクトのように講師の自宅と時間を利用して、レッスン料を取らないという方法であれば、プライベートの良さと収益性の両方を満たすことが可能になる。
今後の可能性としてこのようなマネージメントは取り入れるに十分値する方法だろう。このあたりはチャットが行っている。 |
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